ミランOBがメキシコに続々集結!? 本田圭佑とかつて共闘の元仏代表FWメネズも移籍か

メネズ、1月の移籍市場でクラブ・アメリカ移籍の可能性浮上とメキシコメディアが報道

 リーガMX(メキシコリーグ)は昨季ACミランに所属していた三選手を迎え入れた。パチューカFW本田圭佑をはじめ、チリ代表MFマティ・フェルナンデスはネカサへ、アルゼンチン代表DFレオネル・バンジョーニはモンテレイへ移籍。そして、新たなにミランOBがメキシコに渡る可能性が浮上している。メキシコメディア「エスト」が報じた。

 1月の移籍市場でクラブ・アメリカは、トルコ1部アンタルヤスポルの元フランス代表FWジェレミー・メネズを獲得する可能性が浮上しているという。30歳のメネズは2014-15シーズンにパリ・サンジェルマン(PSG)からミランに移籍。加入1年目はフィリッポ・インザーギ政権で本田、イタリア代表FWステファン・エル・シャラウィと強力なトリデンテを形成した。独善的なプレーで時に批判も集めたが、16ゴールと活躍。高い技術とセンスはさすがで、PSG時代にはFWズラタン・イブラヒモビッチに「フランス最高の選手」と称される才能を示した。

 だが故障に苦しみ、16年8月にボルドーに移籍し、翌年トルコリーグへと籍を移していた。クラブ・アメリカのミゲル・エレーラ監督は外国人選手の補強を進めており、強化ポイントのウインガーとしてメネズに白羽の矢を立てているという。

 メネズはトルコに嫌気がさしているとも報じられており、メキシコを新天地に選ぶ可能性も十分あるという。欧州のカップ戦出場権を手にできなかった暗黒時代のミランOBが、続々とメキシコに集結している。

【了】

フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

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