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香川、バイエルン戦チーム2位評価 新体制1得点3アシストを米称賛「絶好調を証明」
シュテーガー監督就任後の全3試合にフル出場、“小さな魔法使い”が絶大な存在感
ドルトムントのMF香川真司は1-2で敗れた現地時間20日のDFBポカール3回戦のバイエルン・ミュンヘンで鮮やかなフェイントから絶妙アシストを記録。チームは大会連覇を逃す結果となったが、香川は3試合連続スタメンで絶好調をキープし、海外メディアでも絶賛されている。
香川は3-5-2システムのインサイドハーフでスタートし、2点ビハインドを背負った試合途中からはトップ下にポジションを移して躍動。後半32分にペナルティーエリアの左端でボールを持つと、キックフェイントからの鋭い切り返しでドイツ代表DFジョシュア・キミッヒとスペイン代表MFハビ・マルティネスを翻弄。フリーの体勢から左足でクロスを送り、FWアンドリー・ヤルモレンコのヘディングシュートをアシストした。
米スポーツ専門テレビ局「ESPN」の選手採点(10点満点)で背番号23は、9点でチームトップだったスイスGKロマン・ビュルキに次ぐ7点を獲得。寸評にも称賛の言葉が並んだ。
「またしても、カガワは戦う準備が出来ていた数少ないうちの一人だった。この日本人はそのセンスと粘り強さを組み合わせ、絶好調だということを証明した。フェイクで二人のバイエルンDFをだまし、素晴らしいクロスをヤルモレンコの頭に合わせた」
ペーター・シュテーガー監督就任後の3試合全てに先発フル出場し、1ゴール3アシストの香川。前節リーグ戦ではPKも奪う活躍を見せた。負傷者続出でチームは野戦病院と化しているが、そのなかで“小さな魔法使い”が絶大な存在感を放っている。
【了】
フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web
ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images
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