ベンゲル監督がウィルシャー放出を否定 「事実とは異なる」

逆転優勝に向けて欠かせない戦力

 ウィルシャーは8日、アーセナルのU-21チームでMFミケル・アルテタ、アブ・ディアビ、DFマテュー・ドゥビュシーの故障明けトリオとともにストーク・シティ戦に出場。昨年11月以来となる実戦でチーム3点目をお膳立てするなど、4-1の勝利に貢献した。次節の敵地バーンリー戦で戦線復帰する可能性も浮上している。
 ベンゲル監督は胸をなで下ろすように言った。
「シーズン最後にすべての選手が大きなインパクトを残すことができる。活躍できないときには、どんな選手だってフラストレーションを募らせるものだ。ディアビは1年間戦線離脱したし、ウォルコットもそうだ。ウィルシャーは今季多くの試合に出たが、彼も離脱した。だが、ウォルコットやディアビほどの離脱ではなかった」
 アーセナルは公式戦11連勝と絶好調。首位チェルシーに現在勝ち点差7で、2位につけている。奇跡の逆転優勝に向けて、ウィルシャーの復帰は大きな力になる。そして、来季以降もアーセナルの中盤に君臨することが期待されている。
【了】
サッカーマガジンゾーンウェブ編集部●文 text by Soccer Magazine ZONE web
ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

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