ジルーの怪我は今冬の去就にも影響か

　この負傷により、ジルーは22日のリバプール戦や来年1月3日に行われるチェルシーとの“ビッグロンドンダービー”も欠場する見込み。先日、フランス紙「レキップ」で出場機会の少なさから1月の退団を示唆していたジルーだが、この負傷は今冬の移籍市場での去就にも影響を与えそうだ。

　コクランの負傷に関しては「金曜日のリバプール戦には間に合うのでは」とベンゲル監督は答えているが、状況が不透明であることは間違いない。先週にはウェールズ代表MFアーロン・ラムジーがハムストリングの負傷で3週間の離脱が発表されたばかりで、復帰間近ではあるもののドイツ代表DFシュコドラン・ムスタフィも負傷している状況だ。

　毎年のように負傷者が続出しており、この状況をなかなか変えることができないアーセナル。タイトなスケジュールが続く年末年始の戦いに向けて、苦しい台所事情となっていることは明らか。第18節終了時点で5位と“トップ4圏内”から離されないためにも、この厳しい状況を打破するハイパフォーマンスが求められるところだ。

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フットボールゾーンウェブ編集部●文　text by Football ZONE web

ゲッティイメージズ●写真　photo by Getty Images