横浜FM新監督のポステコグルー、“ペップ流”でJ参戦? 来日前にマンC視察へ
豪州紙が報道 1月にプレミア首位快走のマンCを視察
前オーストラリア代表監督のアンジェ・ポステコグルー監督が、J1横浜F・マリノスの来季新監督に就任することで基本合意に達した。2013年以来となるクラブチームの指揮を前に、52歳の指揮官はプレミアリーグ首位を走るマンチェスター・シティを視察してから来日すると、オーストラリア紙「ヘラルド・サン」が報じた。
13年10月にオーストラリア代表監督に就任し、14年ブラジル・ワールドカップ(W杯)で指揮を執ったポステコグルー監督。15年のアジアカップ優勝に導くなど手腕を発揮した。大陸間プレーオフの末に来夏のロシアW杯出場権を獲得したが、11月22日に電撃辞任していた。
来季は、13年に退任したオーストラリアのメルボルン・ビクトリー以来のクラブチームでの指揮となる。指揮官は「横浜F・マリノスで監督を務めることは私にとって大きな挑戦です」と強い意気込みを明かしている。
同紙の記事によれば、ポステコグルー監督は1月に横浜FMと同じシティ・フットボール・グループ傘下で、世界屈指の戦術家であるジョゼップ・グアルディオラ監督率いるマンチェスター・シティ視察のためにイングランドへ渡るという。その後にプレシーズンに臨むチームに合流。ペップ流を体得して、横浜FMでの仕事をスタートさせることになりそうだ。
横浜FMには同胞DFミロシュ・デゲネクも所属している。J初挑戦の指揮官は、今季5位だった“トリコロール”をさらなる高みに導くことができるだろうか。
【了】
フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web
ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images
page 1/1