横浜FM、豪州代表前監督のポステコグルー氏の就任で基本合意 「大きな挑戦」とJ初参戦に意欲
ロシアW杯出場決定後に電撃辞任 「日本での新たなチャレンジを非常に楽しみにしています」
J1の横浜F・マリノスは19日、来季新監督としてオーストラリア代表をロシア・ワールドカップ(W杯)出場に導き、11月に辞任したアンジェ・ポステコグルー氏を招聘することで基本合意に達したことを発表した。
ポステコグルー氏はオーストラリア・Aリーグのブリスベン・ロアーやメルボルン・ビクトリーを率いて評価を高め、2013年10月にオーストラリア代表監督に就任。若手を抜擢しながら14年W杯を戦うと、15年1月の自国開催となったアジアカップで初優勝に導いた。
ロシアW杯アジア最終予選ではグループBに入り、日本、サウジアラビアの後塵を拝して3位。アジア・プレーオフ、大陸間プレーオフと苦しい戦いを乗り越えて4大会連続5回目の出場権を手にしたが、11月22日に電撃辞任していた。
噂に上がっていた横浜FM監督就任への基本合意について、ポステコグルー監督はクラブを通じて「クラブチームで再び指揮をとれること、そして日本での新たなチャレンジを非常に楽しみにしています。横浜F・マリノスで監督を務めることは私にとって大きな挑戦です。若手選手の成長を促し、全ての選手と共に成功を収めることを目指していきます」とコメント。初のJリーグ参戦に意欲を示している。
エリク・モンバエルツ監督の下、今季を5位で終えた横浜FM。オーストラリアが誇る戦術家を迎え入れ、悲願のリーグタイトル奪還を目指す。
【了】
フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web
ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images
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