鹿島MFレアンドロ、完全移籍で残留へ ブラジル紙「日本での生活を気に入っている」
リーグ戦で今季11得点、パルメイラス側が本人の意思を尊重
鹿島アントラーズで今季攻撃の中核となった元ブラジル代表MFレアンドロ。去就が注目されていたが、完全移籍で来季以降もプレーすることが濃厚になったとブラジル紙「ランセ」が報じている。
「パルメイラスは鹿島アントラーズにレアンドロの完全移籍を決めた」とのタイトルで報道。「ストライカーはもう1年契約を結んでいたが、アジアのクラブは今シーズンのレンタル移籍を経て、完全移籍に踏み切ることにした」としている。
移籍金はまだ公表されていないものの、パルメイラスと2018年12月まで契約期間があったレアンドロは、1月に復帰するのが既定路線と見られていた。しかし「日本での生活を気に入っているとのことで、高い能力を持つ選手の意思は、残留に傾いていた」と本人の意思を尊重したものになったとしている。
鹿島は今季J1最終節で川崎フロンターレに逆転優勝を許した。しかしレアンドロは30試合出場12ゴールを挙げるなど、シーズンを通じて好調をキープした。かつてルイス・フェリペ・スコラーリ体制のブラジル代表に招集された経験を持つレアンドロの残留は、来季2シーズンぶりの覇権奪回に臨む鹿島にとって、心強い“残留”となりそうだ。
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フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web
ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images
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