「俺を選べよ」 本田圭佑が強気な主張、代表落選に告白「むかつくという感情はある」
クラブW杯は2試合連続延長戦にフル出場、試合後に落選した代表への思いを語る
パチューカ(メキシコ)のFW本田圭佑は、現地時間16日のFIFAクラブワールドカップ(W杯)3位決定戦で出番が訪れず、開催国代表アルジャジーラ(UAE)に4-1で勝利。チームは大会3位で終えたなか、本田は試合後に日本代表について言及。「俺を選べよと思う」と、代表復帰への強い思いを口にしている。
パチューカはクラブW杯初戦のアフリカ王者ウィダード・カサブランカ(モロッコ)戦に1-0で勝利、準決勝の南米王者グレミオ(ブラジル)戦は0-1と敗戦。2試合連続で延長戦となり、本田は右膝に負傷を抱えながら計240分間プレーしたが、3位決定戦はベンチスタートとなり出場機会なく終えた。
クラブW杯を戦い終えた本田は、11月の欧州遠征で落選した日本代表について「むかつくという感情はある。それが一番強い、俺を選べよと思う」と告白。国内組で臨んだE-1選手権は最終戦で韓国に1-4と敗れて大会準優勝となったなか、改めて“日の丸”への強い思いを明かしている。
もっとも、落選は自身が招いた状況と理解しており、決してバヒド・ハリルホジッチ監督に対する批判をしたわけではない。事実、31歳のレフティーは「でも選ばせるのは自分の力だから、もちろんそこは自分自身に目を向けたい」と奮起を誓っている。