「Jリーグでやってもキツくなる」展開

「結局、ああやって呑まれたりする。メンタルの面で向こうが強いと思う。こぼれ球もメンタルが強いほうが先に拾う。そんなの基本ですよね。小学校の時からそうやって教えられているだろうし。そういうベースで完敗でした」

　戦術面より先に、メンタル面で韓国に気圧されていたという川又。「Jリーグでやっても、引いて点を取られるとキツくなる。強いチームに対して、前から行くのが挑戦者。実力がどうとかではなく、そういうメンタルの差じゃないですかね」と力を込めた。

　本拠地の日韓戦で4失点以上の敗戦は、1954年３月７日以来、実に63年ぶりという屈辱を味わった日本。実際に対峙した日本人ストライカーは、メンタル面での差を如実に感じ取っていたようだ。

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フットボールゾーンウェブ編集部●文　text by Football ZONE web

ゲッティイメージズ●写真　photo by Getty Images