香川、PK奪取&決勝アシスト 米メディアがチーム最高評価「スキルと高いIQを証明」

3試合連続スタメンのホッフェンハイム戦で逆転勝利に貢献

 ドルトムントのMF香川真司は、ペーター・シュテーガー新監督の初陣となる現地時間12日の第16節マインツ戦(2-0)でゴールを決めて存在感を高めた。16日に行われた本拠地での第17節ホッフェンハイム戦で3試合連続のスタメン出場を果たすと、PK奪取と決勝点アシストで2-1での逆転勝利に貢献。海外メディアで、「プレーメークのスキルと高いフットボールIQを証明した」と絶賛されている。

 前節のマインツ戦で9試合ぶりの勝利を飾ったドルトムントだが、前半21分に右サイドを崩されてFWマーク・ウートのゴールで先制を許した。再び泥沼に戻ってしまうのかという不安がよぎったが、そうした空気を一変させたのが香川だった。

 後半17分にドルトムントが素早いパスワークを見せると、ウクライナ代表FWアンドリー・ヤルモレンコの横パスを受けた香川がペナルティーエリア内でファウルを受けてPKを獲得。これをエースのガボン代表FWピエール=エメリク・オーバメヤンがゴール右隅に決めて同点とした。

 さらに極めつけは終了間際の44分。中央でパスを受けた香川は相手の左サイドバックとCBの間へ絶妙なタイミングでスルーパスを送り、右サイドから快足を飛ばして走り込んだMFクリスティアン・プリシッチへピタリと合わせた。アメリカ代表ウインガーはワンタッチでGKをかわし、そのまま無人のゴールに決勝点を流し込んだ。

 

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