今季加入のドゥビュシー、アーセナルでの引退を望まず

キャリアの終着点は古巣リールを希望

 アーセナルのDFマテュー・ドゥビュシーは、サッカー人生の終着点を古巣のリールで迎えたい意向を明らかにした。英地元紙「デイリー・スター」が報じている。
 ドゥビュシーは今季よりニューカッスルからアーセナルに加入した。ビッグクラブへの移籍を果たしたドゥビュシーだが、現地メディア「LaVoix」で引退は古巣のリールで迎えたい意志を示した。
「僕はアーセナルとの契約を3年半残している。だが、リールで選手のキャリアを終えるつもりだ。今までも言ってきたが、僕はあのチームでサッカーを終えたいんだ。将来、何が起こるかは分からないけどね」

 ドゥビュシーは、9年半を過ごしたリールに対する人一番強い愛情を口にした。
「僕にとって最も大事なクラブはリールで、そこでキャリアを終えるのが僕の最大の目標だよ」
 ドゥビュシーは現在、肩の負傷離脱によって長期間の離脱を強いられている。代役のDFエクトル・ベジェリンが先週末に行われたリバプール戦で先制点を挙げるなど、印象的な活躍を残している。そのため、復帰後も定位置が確保できなかった場合、29歳のライトバックは早期のリール復帰を決断するかもしれない
【了】
サッカーマガジンゾーンウェブ編集部●文 text by Soccer Magazine ZONE web
ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

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