「相変わらずエグいなぁー」 現役Jリーガーも驚愕、韓国代表MFの圧巻FKを称賛
前半23分、かつてJリーグでプレーした韓国代表MFチョン・ウヨンが驚愕FK
バヒド・ハリルホジッチ監督率いる日本代表は、16日のE-1選手権最終戦の韓国戦に臨み、1-1で迎えた同23分にJリーグでもプレー経験のある韓国代表MFチョン・ウヨンに鮮烈なFKを叩き込まれ、逆転を許した。圧巻のFKに現役Jリーガーも驚嘆の声を上げている。
試合は前半1分に日本が幸先良く先制する。試合開始直後、相手陣内で攻撃を仕掛けた日本は浮き球のパスをFW小林悠(川崎フロンターレ)が頭ですらし、ペナルティーエリア内に入り込んだFW伊東純也(柏レイソル)が俊足を飛ばすと、DFチャン・ヒョンス(FC東京)が手を使って倒しPK宣告。これを小林が難なく決めた。
ところが同13分、日本は右サイドを崩されてクロスを送られると、相手の長身FWキム・シンウクにフリーでヘディングシュートを浴びて失点。そして迎えたDF車屋紳太郎(川崎)が相手を倒してFKを献上すると、この場面でキッカーを務めたのが、京都サンガF.C.やジュビロ磐田、ヴィッセル神戸などJリーグで計5シーズン在籍したチョン・ウヨン(重慶力帆)だった。
右足を振り抜いた一撃は、縦回転とともに大きくぶれる形となり、北朝鮮戦でファインセーブを連発したGK中村航輔(柏)も反応できず。豪快にネットを揺らした。
驚愕のFKに反応したのが、2014年にチョン・ウヨンと神戸で共闘したMF杉浦恭平だ。試合中に自身の公式ツイッターを更新すると、「ウヨンのフリーキック相変わらずエグいなぁー!」と称賛した。
かつてのチームメイトも驚きを隠せないFKで日本は逆転を許し、その後も追加点を奪われて劣勢を強いられた。試合の流れを大きく変える一撃となったようだ。
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フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web
ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images