ハリルJ、韓国戦で電光石火の1分先制弾 伊東がFC東京の韓国代表DFに倒されPK奪取
伊東が俊足をかっ飛ばし、エリア内で倒されてPK奪取 小林が決めて幸先良く先制も…
バヒド・ハリルホジッチ監督率いる日本代表のFW伊東純也(柏レイソル)が、日韓戦の舞台でスピードスターぶりを開始早々に見せつけた。16日のE-1サッカー選手権最終戦・韓国戦の前半1分に、伊東が突破からいきなりPKを獲得。FW小林悠(川崎レイソル)の先制ゴールを導き出した。
まさに電光石火だった。試合開始直後から相手陣内で攻撃を仕掛けた日本は、浮き球のパスに対して小林が頭ですらしたところ、ペナルティーエリア右に入り込んだ伊東が自慢の俊足をかっ飛ばす。反応が遅れたDFチャン・ヒョンス(FC東京)が手を使って伊東を倒したとして、クリストファー・ピース主審がPKを宣告した。
伊東が見せた殊勲のプレーにMF土居聖真(鹿島アントラーズ)が抱きついて祝福。そしてこのPKを、今大会で代表のエースとして君臨する小林が冷静に決め、先制点をゲット。E-1選手権通じて活躍が目立つ二人のプレーから日本が先制点を奪った。
しかし勝たないと優勝できない韓国が一気に反撃体勢を強めると、同13分に日本は右サイドを崩されてクロスを放たれる。これに対してDF昌子源(鹿島)がかぶってしまい、相手の長身FWキム・シンウクにフリーでヘディングシュートを浴び、北朝鮮戦でファインセーブを連発したGK中村航輔(柏)も反応できず、すぐさま1-1の同点に追いつかれている。
【了】
フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web
ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images
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