インテル長友、リーグ戦で5試合連続スタメン落ちか 伊紙が予想スタメン公開

イタリア杯でチームの勝利に貢献するも、ウディネーゼ戦はベンチスタートが濃厚

 インテルの日本代表DF長友佑都は、16日のセリエA第17節ウディネーゼ戦でリーグ戦5試合連続となる先発落ちの可能性が高まった。イタリア紙「ガゼッタ・デロ・スポルト」が報じている。

 長友は12日のコッパ・イタリア5回戦ポルディノーネ戦で、今季初の右サイドバックで先発フル出場。スコアレスのまま延長戦に突入し、PKまでもつれたなかで最後のキッカーを務め、チームの勝利に貢献した。

 しかし、リーグ戦では現在レギュラーを張る“両翼”が戻ってきそうだ。同紙のスタメン予想では、GKがサミール・ハンダノビッチで、最終ラインは右からダニーロ・ダンブロージオ、ミラン・シュクリニアル、ミランダ、ダビデ・サントンの4バック。長友が主戦場としてきた左サイドにはサントンが5試合連続で先発すると見られている。

 長友にとっては、“我慢の時”だが、ルチアーノ・スパレッティ監督は前日の記者会見でチーム最古参の男を称賛。「我々はすべてを高く評価している。リーグ序盤戦は好調だった。よくプレーをしていたから、今も調子はいい。彼の品行方正なパーソナリティー、ロッカールームでの態度においても、彼は完全な選手。その時々で、チームに全てを捧げている」と高く評価した。

 現状ではイタリア代表DFサントン、今季加入したダウベルトに次ぐ三番手。熾烈な定位置争いでどう巻き返すか、長友の“サバイバル力”が再び問われることになる。

【了】

フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

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