“天才”小野伸二が認める才能 一緒に戦い楽しかった選手、「敵わない」と思った名手は?
「プレーイメージを共有できた選手」として、真っ先に挙がった“盟友”高原の名前
今季J1に復帰した北海道コンサドーレ札幌は、第32節の敵地清水エスパルス戦に2-0と勝利し、2001年以来16年ぶりの残留を決めた。堅守速攻をベースとしたソリッドな戦術で上位チームとも接戦を演じてきたが、そのなかで柔らかなボールタッチとトリッキーなパスで「違い」を生み出し、チーム戦術の幅を広げているのが元日本代表MFの“希代の天才”小野伸二だ。
ワールドカップや五輪、UEFAチャンピオンズリーグなど大舞台を幾度も経験し、今年でプロ生活20年目を迎えるファンタジスタに、これまで同じチームでプレーした選手の中から、プレーイメージを共有でき、戦っていて楽しかった選手を3名挙げてもらった。
「やっぱりタカは一緒にやっていて、抜群に面白かったですね」
真っ先に名前が挙がったのは、同い年で同じ静岡県出身の盟友である元日本代表FW高原直泰(沖縄SV)だ。
「彼はそれこそプロになる前からずっと世代別代表で一緒にやってきて、お互いのことをよく分かっているというのもありましたけど、スペースを見つけて走り込む感覚だとか、そのタイミング。そういうのが、自分ともの凄く合っていた。そして点も取ってくれましたしね」