本田、復帰はまだ先? 伊紙「かなり長引く、強い左足首の捻挫」
12日のサンプドリア戦は欠場確定、19日のミラノダービーも危機的状況か
左足首を故障したACミランの日本代表FW本田圭佑が12日のホーム、サンプドリア戦の欠場が確定し、19日のインテルとのミラノダービー復帰も危機的状況なことが明らかになった。イタリア地元紙「ガゼッタ・デロ・スポルト」が報じている。
前節パレルモ戦を控えた練習で左足首を痛めた本田は我慢の時期が続きそうだ。
記事では「サンプドリア戦もアウト。金曜日にインザーギ監督もすでに言っていたが、本田圭佑の離脱は短い期間ではない。日本人は日本代表の2試合をこなして問題なく、チームに戻って来た。だが、練習で捻挫をしてしまった。かなり長引く、強い左足首の捻挫だ」と報じている。
チームはパレルモ戦で2-1で勝ち、5か月半ぶりのアウェー白星を手にしたが、本田は故障欠場。全治2、3週間と診断されたが、長引きそうな重度の捻挫で、サンプドリア戦の欠場もすでに確定しているという。そして、19日のミラノダービーも間に合わない可能性が高い。
「ミラノダービーもリスクだ。この日本人はインザーギ監督から重要なベースとなる選手と考えられているが、3トップの右にはチェルチが、調子が戻って来た。スソにも信頼を置くことができる」
インザーギ監督は本田に対する信頼を常々口にしているが、出場したリーグ戦で16試合連続ノーゴール、ノーアシストと不発が続いている。一方、出場機会を巡りインザーギ監督と確執も浮上したイタリア代表MFアレッシオ・チェルチだが、パレルモ戦では1月の移籍後初ゴールを決めた。同じく1月移籍組のU-21スペイン代表MFスソも練習試合でゴールを挙げるなど、好調をアピールしている。
予期せぬ故障に直面した本田は焦らずじっくり、ケガを治すしかない。
【了】
サッカーマガジンゾーンウェブ編集部●文 text by Soccer Magazine ZONE web
ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images