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韓国と北朝鮮の“南北対決”で3年ぶりに再会 Jリーグを共通項とする二人の友情
「体が大きくなった」「着実に成長」と称賛
キム・ジンスのプレーについては「こう言っては失礼かもしれませんが、仁川アジア大会の時よりもキレが落ちたのかなって思いました。ただ、体はすごく大きくなっていましたし、ドイツでたくさん経験を積んできたんだなと感じました」と称賛を送っていた。
一方、キム・ジンスも李との出会いを楽しみにしていた。
「李栄直選手はやはり仁川アジア大会の時の印象がすごく強いですね。当時の試合はとてもタフでしたし、強かったのを記憶しています。彼とは久しぶりに会ったので、『元気にしていた?』と話しました。試合が終わってから、他の北朝鮮の選手たちにも『いい試合だった』と声をかけました。今日の試合は我々が勝ちましたが、そんな簡単な相手ではなかったし、北朝鮮の選手はたくさん動きながらカウンター攻撃を展開するので、いろんな動きを予測して守備をしなければならなかったです。着実に成長しているのを見られて良かったですよ」
彼らが次にピッチで会うのはいつになるだろうか。ワールドカップ(W杯)出場の常連国である韓国代表のキム・ジンスからすれば、“待つ”立場にあるのかもしれない。北朝鮮代表が経験を積んで実力を上げ、アジアカップやW杯アジア最終予選などの表舞台に立てれば、二人はまたどこかのスタジアムで顔を合わせる日が来るはずだ。
【了】
金 明昱●文 text by Myung-wook Kim
ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images
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