ミランが移籍金ゼロで獲得したメネズの復活劇 市場価値は約26億円まで高騰

ミランで磨かれたダイヤモンド

 ACミランのFWジェレミー・メネズは今季、パリ・サンジェルマン(PSG)から移籍金ゼロで移籍してきたが、現在の評価額が2000万ユーロ(26億円)まで高まったと報じられた。地元紙「コリエレ・デロ・スポルト」が「メネズ、ミランのダイヤモンド」と特集されている。
 メネズは昨年、スターぞろいのPSGで出番を失い、契約満了となった。フィリッポ・インザーギ監督との直接面談を経て、移籍金ゼロでミランへと移籍してきた。現在、セリエA得点ランク2位の16ゴールを記録し、ミランで奮闘している。
 記事では、「16得点決めたメネズは2000万ユーロの価値がある。このフランス人はエルシャラウィの2012-13シーズンのようだ」と伝えられている。昨年から度重なる故障にたたられているイタリア代表のスピードスターも12年シーズンに、37試合16ゴールの活躍で一気にブレークして市場価値を高めた。
 同紙は、メネズもファラオーネ同様にミランでブレークしたと評価。「インザーギ監督の戦術にすぐによく溶け込んで、チームのリーダーの一人になった」と報じ、ミランに不可欠な存在だと強調した。

【了】
サッカーマガジンゾーンウェブ編集部●文 text by Soccer Magazine ZONE web
ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

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