ユニバーサルカップ準決勝でミランU-10の黒人選手に人種差別か!?

声明を公式サイトで発表

 ACミランU-10の黒人選手が、5日のユニバーサルカップの準決勝パリ・サンジェルマン戦でスタンドの観衆から人種差別を受けたという。クラブの公式サイトが「ミランの黒人選手に対して、スタンドの一部の人々から人種差別的な行動が起きた。我々はこの問題が大事にならないことを希望するが、これらのリポートが真実ではなく、単なる突発的なアクシデントだと信じたい」と声明を発表している。
 トスカーナ地方で行われているこの大会にはチェルシー、インテル、ローマ、ユベントス、ベンフィカなど欧州強豪の下部組織に所属する小学生年代の子供たちが参加していた。準決勝ではミランが PSGを破り、決勝に進出していた。
 ミランは、「これが真実だと明らかになれば、許容することはできない」と厳しい態度を示す方針を表明している。

【了】
サッカーマガジンゾーンウェブ編集部●文 text by Soccer Magazine ZONE web
ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

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