川又堅碁「上手かったでしょ」のプレーとは? 名波監督と中村俊輔に「教えてもらった」 

 

中国戦で後半30分から途中出場、初戦に続いて2試合連続出場も「結果出てねぇ」

 日本代表は12日のE-1選手権第2戦で中国に2-1と勝利し、第1戦の北朝鮮戦(1-0)に続いて連勝と大会優勝に王手をかけて、最終戦の韓国戦(16日)に臨む。今大会2試合連続途中出場のFW川又堅碁(ジュビロ磐田)は、自身ノーゴールに「結果出てねぇ」と悔しさを露わにしつつも、中国戦のあるプレーを「上手かったでしょ?」と自画自賛した。

 前半の日本は中国に1本もシュートを打たせず、0-0のまま迎えた後半39分にFW小林悠(川崎フロンターレ)が華麗な反転シュートで先制点。さらに同43分にDF昌子源(鹿島)が驚異の40メートル弾と、いずれも代表初ゴールを決めて2-0とリード。後半アディショナルタイムにPKから失点したが、2-1で勝利を収めた。

 川又は後半30分、FW伊東純也(柏レイソル)と交代で投入されると、184センチ・76キロの体躯を駆使して体を張り、前線で存在感を発揮。試合後、チームの勝利を喜んだ一方、個人レベルでは「結果出てねぇ、FWだから」と感情を剥き出しにしている。

「自分の良さは出せて、落ち着いてプレーができているとは思いますけど、そこの先がほしい」

 そこの先とは、もちろんゴールだ。北朝鮮戦は後半26分から出場し、中国戦で2戦連続途中出場となるも、追い求めるゴールは生まれていない。今季J1得点ランキング4位の14ゴールを叩き出した川又にとって、歯がゆい状態が続いている。

 それでも川又は「余裕をもってできている」と確かな手応えをつかんでいるようだ。さらに後半アディショナルタイムのプレーについて自ら言及した。

 

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