浦和DFの衝撃ミドルにUAE紙も脱帽 「素晴らしい35ヤードのドライブシュート」
クラブW杯5位決定戦でのマウリシオの一撃を称賛 柏木の試合後コメントも紹介
浦和レッズは現地時間12日に行われたFIFAクラブワールドカップ(W杯)5位決定戦で、ウィダード・カサブランカ(モロッコ)相手に3-2の打ち合いを制して勝利した。開催地のUAE紙「The National」ではDFマウリシオが決めたスーパーミドル、そして背番号10のMF柏木陽介のコメントを紹介している。
大会初戦で開催国枠のアルジャジーラに0-1で敗戦した浦和。しかしシーズン最終戦となるこの試合で意地を見せ、マウリシオの2得点と柏木のゴールで勝利をつかんだ。なかでも同紙が驚きを持って伝えたのは、前半18分に生まれたマウリシオのスーパーゴールだった。
「浦和のブラジル人センターバック、マウリシオ・アントニオは2得点を挙げた。それは先制ゴールとなった素晴らしい35ヤード(約32メートル)のドライブシュートも含まれている」
また同紙は、柏木の試合後のコメントも紹介。「最初の試合にはがっかりしたけど、今日はとてもアグレッシブに戦えました」と話すとともに、「自分たちはまた多くのエネルギーを使って、良いパフォーマンスを発揮してこの大会へと戻ってきたいと思います」と、再びクラブW杯の舞台を目指すことを明言したとしている。
浦和が同大会を5位で終えるか否かは、賞金が5位150万ドル(約1億7000万円)、6位100万ドル(1億1000万円)の差が出ることもあり、最後に結果を残したことは大きいと言える。今シーズンのJ1では7位に終わったことで来季AFCチャンピオンズリーグ出場権を得ることはできなかったが、2018年は国内の戦いに集中して、2019シーズンに再びアジア王者を目指す戦いに挑みたいところだ。
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フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web
ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images