「やっぱり凄いよね」 衝撃40m弾の昌子が謙遜、先輩・小笠原の“伝説の一撃”と比較
「凄い技術の持ち主」と再認識
「僕は鹿島でもあのへんから結構打つけど、入っていない。満男さんのゴールに関してはやっぱり凄いよね」
小笠原のゴールとは、2006年2月のキリンチャレンジカップ・フィンランド戦(2-0)で生まれたものだ。1-0で迎えた後半12分、DF中澤佑二(横浜F・マリノス)からパスを受けた小笠原は、ハーフウェーライン付近から推定60メートルのロングシュートを決めた。
昌子は自身のロングシュートと小笠原のそれとを比較し、先輩の凄さを再認識したようだ。
「キーパーの位置を見て、あの距離を正確にゴールに入れるというのは、凄い技術の持ち主だと思う。僕のは狙ってないし、ゴールキックになってくれればいいかな、みたいな。1点勝っていたし」
中国戦のスーパーゴールを“偶然”と謙遜する昌子だが、図らずもチームメイトである小笠原の一撃が再脚光を浴びる形となった。
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大木 勇●文 text by Isamu Oki(Football ZONE web編集部)
ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images