チェルシーの高転び

　マンチェスター・シティのMFヘスス・ナバスは、首位独走中のチェルシーの終盤戦の取りこぼしによる高転びを確信している。英衛星放送「スカイ・スポーツ」が報じた。
　昨季王者マンCは5日の段階で、消化試合数で並ぶチェルシーと勝ち点9差に離されている。残り8試合での逆転は容易ではない。その上、暫定2位アーセナルと、同3位マンチェスター・ユナイテッドはリーグ終盤に入り、絶好調を維持している。この苦境にもスペイン人アタッカーは、チェルシーの転落による逆転優勝を確信していた。
「鍵は残り試合を全て勝つこと。そして、チェルシーが勝ち点を落とす ことを確信している。我々はチェルシーに集中していない。自分自身に集中している。素晴らしいフットボールを求め、残り試合に全て勝つ必要がある。それができるチームだ。このチャレンジに向き合いたい」
　ナバスは、さらにこう続けた。
「最終戦の最後の瞬間まで優勝のために戦う。難しいし、困難だが、プレミアリーグ連覇のために全てを尽くす」
　そう意気込むスペイン代表アタッカーだが、今季公式戦全試合に出場しながらも通算1得点と苦しんでいる。
「シーズンは長い。先発することもあれば、途中出場もある。シティではトッププレーヤーとプレーすることになる。スタメンの保証などない。でも、自信がある。いつでもプレーし、チームを助ける準備はできている」
　ナバスは、リーグ連覇に向けて全力を尽くす。
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サッカーマガジンゾーンウェブ編集部●文　text by Soccer Magazine ZONE web
ゲッティイメージズ●写真　photo by Getty Images