なんてゴラッソだ! 昌子が中国戦で衝撃の40mロケット砲、A代表初得点を奪う
試合後は「終わり方が悪かった」と失点を猛省
衝撃のゴラッソだった。日本代表DF昌子源(鹿島)は12日のE-1選手権・中国戦の後半43分に40メートルのロングシュートを叩き込み、2-1の勝利に貢献した。
味の素スタジアムが湧いた瞬間だった。後半43分、相手のクリアボールをセンターサークルやや左付近で胸トラップで拾った昌子は、相手GKの位置を冷静に見極めて右足を振り抜いた。無回転で飛んだロケットのような一撃は、斜めに急降下。相手GKが必死に伸ばした手をあざ笑うかのようにゴールネットに突き刺さる。
本人も驚いた表情を浮かべたゴラッソが、記念すべき自身の代表初ゴールに。同僚にもみくちゃにされた殊勲の男は、「とにかくゼロで耐えて、前が点を取ってくれると信じていました。(DF三浦)弦太も常に声を出すタイプでしたし、危ないピンチですけど上手く守れたかなと思います。終わり方が非常に悪かったので、韓国戦は北朝鮮戦、中国戦よりいい内容で終わりたいと思います」と声を弾ませた。
今大会は国内組だけで臨んでいるが、サウサンプトンDF吉田麻也の相棒として期待される昌子は、ロシア・ワールドカップ最終予選で出番を手にするなど国際的な経験値も積んでいる。
11日に25歳の誕生日を迎えたストッパーにとって、自らを祝う衝撃的なスーパーゴールとなった。
【了】
フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web
ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images
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