レアル、バルサ、セビージャ… CL16強でスペイン勢敗退も? スペイン紙が危機感露わ
スペイン勢3チームはいずれも強豪と対戦へ マルカ紙は「スペインサッカーのテスト」
UEFAチャンピオンズリーグ(CL)決勝トーナメントラウンド16の組み合わせ抽選会が現地時間11日に行われた。このドローで注目を集めたのはリーガ・エスパニョーラ勢だ。勝ち上がった3チームともに強豪相手の対戦になったことに、スペイン紙「マルカ」は「スペインサッカーのテスト」として伝えるなど、危機感を露わにしている。
同抽選会でリーガ勢は、3連覇を狙うレアル・マドリードがパリ・サンジェルマン(PSG)、バルセロナがチェルシー、セビージャがマンチェスター・ユナイテッドとなった。レアルが2位通過となったため、バルサがチェルシーと戦う可能性が高まっていたのは抽選会前から囁かれていたが、2位通過のレアルもブラジル代表FWネイマールらを補強したPSGとの対決を強いられることになった。
ユナイテッドを引き当ててしまったセビージャとともに、同紙は「スペインのクラブがベスト8に一つも残らない状況は、12年前に遡らなければならない。2004~05シーズンにはバルサはチェルシーと、レアルはユベントスと戦う羽目になった」と強豪対決を強いられ、敗れ去った時の状況に似ているとした。
クラブ側としても望まざる状況だったようだ。バルサを率いるエルネスト・バルベルデ監督は「バルサTV」のインタビューに対して、以下のように答えている。
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