北朝鮮女子が胸に刻む4月の韓国戦での失意 27年ぶり“平壌決戦”は「とても辛い思い出」

韓国を1-0で破りE-1選手権3連覇に向けて2連勝 最終戦で日本と激突

 11日に行われたE-1選手権の女子第2戦で、大会3連覇を狙う北朝鮮女子代表が韓国女子代表を1-0で破り、中国戦に続いて2連勝。勝ち点を6に伸ばした。

 試合は終始、北朝鮮のペースで進み、前半18分に右からのクロスを頭で合わせたFWキム・ユンミがゴールを決めた。キムは今大会3ゴール目。この1点が決勝点となり、北朝鮮が勝利を手にした。

 韓国は北朝鮮にフィジカルや球際で圧倒され、見せ場をほとんど作れず、枠内へのシュートはゼロ。逆に目立ったのは、北朝鮮チーム全体の気迫だった。一方的な試合展開に、取材に駆けつけた多くの韓国人記者も嘆いていた。

 特に北朝鮮女子代表のキム・グァンミン監督の会見で、韓国人記者は「この試合に焦点を合わせていたのか?」という質問を投げかけるほど。そこでキム・グァンミン監督は、勝利の要因の一つに“4月の韓国戦”を何度も強調していた。

 

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