メッシがキャリア通算525ゴールを達成! ドイツが誇る伝説の“爆撃機”に並ぶ

ビジャレアル戦で今季14ゴール目を奪い勝利に貢献

 バルセロナのアルゼンチン代表FWリオネル・メッシが、サッカー史に残る“爆撃機”と肩を並べた。リーガ・エスパニョーラ第15節ビジャレアル戦で今季14ゴール目を決め、2-0の勝利に貢献。クラブ公式サイトは、この一撃で公式戦通算525ゴールを挙げたことを紹介している。

 この日も変幻自在のドリブルとシュート、パスでチャンスを作り、何度も決定機を迎える。シュートが枠内を捉えない場面が続いたが、後半27分に盟友FWルイス・スアレスが細かなパスワークから先制点をゲットすると、同38分には相手のパスをインターセプトしたMFセルヒオ・ブスケッツから縦パスを受けると、一瞬の加速でカバーリングした二人のマーカーを無力化する。相手GKとの1対1を冷静に制して、試合を決定づける追加点を奪った。

 ここ2試合連続でドローに終わっていたバルサにとっては貴重な勝ち点1となったが、メッシにとってはまたしても金字塔達成となった。2004年10月にトップチームデビューを飾ったメッシは、バルサでの計13年間で606試合に出場し525ゴールを叩き込んだ。このゴール数が、元ドイツ代表で“爆撃機”のニックネームで知られ、バイエルンなどで活躍したゲルト・ミュラー氏の記録に並んだと同サイトは伝えている。

 メッシによってミュラー氏の記録が取り上げられたのは、これが初めてではない。決定力が絶頂期にあった2012年には公式戦91ゴールを上げ、40年前にミュラー氏が記録した81ゴールを更新する偉業を成し遂げていた。

 また、一つのクラブで奪ったゴール数でも、メッシはトップ3に入っている。上に立つのはチェコの伝説的サッカー選手ジョセフ・ビカンの534ゴール、そしてサッカーの王様ことペレの643ゴールのみだ。順調にいけばビカンのゴール数を今季中にも抜き去り、あと100ゴール以上あるペレとの差を埋められるのか――メッシの得点ペースにはこれからも注目だ。

【了】

フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

 

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