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R・マドリードがファルカオ獲りに57億円を用意か 英紙が報じる
かつてはA・マドリードで活躍したファルカオ
レアル・マドリードが今夏の移籍市場でマンチェスター・ユナイテッド(マンU)で不振の続くFWラダメル・ファルカオの獲得に乗り出すと、英地元紙「デイリー・エクスプレス」が報じている。
レアルには現在、マンUからメキシコ代表FWハビエル・エルナンデスが期限付き移籍で在籍している。だが、今季終了後の買い取りオプションを行使せずに、返却する方針だという。
この状況で、カルロ・アンチェロッティ監督は、かつて同じマドリードを本拠地とするアトレチコで活躍したファルカオの獲得をクラブに要望したという。獲得に必要な移籍金として3200万ポンド(約57億円)を準備しているもようだ。
一方、ファルカオは昨夏の移籍市場最終日に仏強豪モナコから1年間の期限付き移籍でマンUに加入したが、今季4得点と期待通りの活躍ができていない。ルイス・ファン・ハール監督からの全幅の信頼を手にすることができずに、クラブも買い取りオプションを行使しない方針だという。
ファルカオの代理人は、レアルのエースであるクリスティアーノ・ロナウドと同じジョルジュ・メンデス氏が務めている。レアルのフィオレンティーノ・ペレス会長とも関係が深く、モナコとの移籍交渉もスムーズに進むのではないかと、同紙は分析している。
ファルカオは、けがもあり、イングランドのフットボールへの適応に苦しんできた。来季は、 欧州サッカー界屈指のストライカーの評価を勝ち取ったスペインを舞台に、その勇姿を再び取り戻すことになるのだろうか。
【了】
サッカーマガジンゾーンウェブ編集部●文 text by Soccer Magazine ZONE web
ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images
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