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マンUがケディラ争奪戦に参戦へ 週給3600万円の好条件を用意と英紙
ストロートマン獲得から方針を転換か
マンチェスター・ユナイテッド(マンU)が、来季の補強の目玉としてレアル・マドリードのMFサミ・ケディラの獲得を目指す可能性が浮上した。英日曜紙「スター・サンデー」が、週給20万ポンド(約3600万円)という好条件を提示し、争奪戦に乗り出すと報じた。
ケディラは今季限りでレアルと契約満了となるが、ドイツ誌のインタビューで「新しい挑戦をしたい」と語り、レアルから去る意向を示していた。
日本代表DF内田篤人の所属するシャルケが獲得に乗り出し、プレミアリーグの強豪クラブがリストアップしていると地元メディアが報じる中、 マンUもこの壮絶な争奪戦に参戦するという。
ボランチはマンUの来季の補強ポイントの一つだと言われている。ルイス・ファン・ハール監督は当初、オランダ代表監督時代の教え子であるASローマMFケビン・ストロートマンをそのリストの最上位に置いていると報じられてきた。だが、ストロートマンは度重なる膝の故障による不運も重なって長期離脱中だ。そのため、クラブは方針を転換。ボルシア・ドルトムントのDFマッツ・フンメルスとケディラのドイツ代表コンビの補強に動いているという。
好待遇を求めているというケディラだが、クラブと代表で実績抜群の28歳のワールドクラスのボランチを移籍金ゼロで獲得できるため、チェルシー、アーセナル、リバプールといったビッグクラブも破格 の条件を用意して獲得に乗り出そうとしている。このケディラの争奪戦の行方が、来季プレミアの覇権に影響を与えるかもしれない。
【了】
サッカーマガジンゾーンウェブ編集部●文 text by Soccer Magazine ZONE web
ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images
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