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今季初フル出場の香川アシストも実らず… 泥沼ドルト、ブレーメンに1-2敗戦で8戦白星なし
後半12分にヘディングでオーバメヤンの一撃演出
MF香川真司の所属するドルトムントは、現地時間9日に本拠地でブレーメンと対戦。先発フル出場を果たした香川は一時同点とするアシストなどで奮闘したが、守備陣が踏ん張れずに1-2で3試合ぶりの黒星を喫した。リーグ戦では9月30日のアウクスブルク戦(2-1)で勝利を飾って以降、8試合未勝利(3分5敗)が続いている。約2カ月半で得た勝ち点がわずか「3」と深刻な不振から抜け出せずにいる。
過去12試合で11勝を挙げている相性の良いブレーメンをホームに迎えたドルトムントだったが、リーグ戦9試合連続失点中の守備がこの日も安定しなかった。前半26分にMFマキシミリアン・エッゲシュタインにペナルティーエリア右端からミドルシュートを決められて先制を許した。
1点ビハインドで前半を終えたドルトムントは、後半開始と同時にDFラファエル・ゲレイロとFWアンドリー・ヤルモレンコを下げて、FWアンドレ・シュールレとMFヌリ・シャヒンを投入した。
後半2分にゴール正面から香川が左足で放ったシュートはGKイリ・パブレンカのファインセーブに防がれたが、後半12分に攻撃がついに実を結ぶ。左サイドバックのDFマルセル・シュメルツァーのクロスを香川が頭で折り返すと、DFともつれながらもFWピエール=エメリク・オーバメヤンが押し込んで同点に追いついた。6日のUEFAチャンピオンズリーグ(CL)レアル・マドリード戦(2-3)に続き、またも香川とオーバメヤンのホットラインから得点が生まれた。
しかし、香川が公式戦2試合連続のアシストでもたらした喜びも束の間だった。同20分にはコーナーキックからブレーメンDFテオドル・ゲブレ・セラシェがネットを揺らしてブレーメンが再びリードを奪った。
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