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不振のドルトムントを救えるか 香川が次節ブレーメン戦、左ウイングでスタメン予想
クラブ公式サイトで予想スタメン公開 香川はCLレアル戦と同様のポジションで起用か
ドルトムントのMF香川真司は現地時間6日のUEFAチャンピオンズリーグ(CL)レアル・マドリード戦(2-3)で、普段よりも攻撃的な左ウイングのポジションで先発出場し、ゴールに絡むなどインパクトを残した。9日に行われるブンデスリーガ第15節の本拠地ブレーメン戦でもウイングでのスタメン起用が予想されている。
ドルトムントは直近の公式戦12試合で1勝5分6敗と不振を極めている。唯一の勝利は3部のマグデブルクに勝利したDFBカップ2回戦のみで、ペーター・ボス監督はチームの戦い方にも変化を加えている。怪我人が相次いでいることもあり、このところはシステムを4-3-3から3-4-3へと変更して試合に望んでいる。
ドルトムント公式サイトで公開されたブレーメン戦の予想先発も3-4-3システム。11人の顔ぶれは守護神GKロマン・ビュルキを筆頭に、DFソクラティス・パパスタソプーロス、ネヴェン・スボティッチ、マルセル・シュメルツァー、MFクリスティアン・プリシッチ、マフムード・ダフート、ヌリ・シャヒン、ラファエル・ゲレイロ、FWアンドリー・ヤルモレンコ、ピエール・エメリク・オーバメヤン、香川となっている。
依然として代表クラスの選手が顔を揃えているものの、MFマクシミリアン・フィリップ、ゴンサロ・カストロ、ゲッツェ、マルコ・ロイス、セバスティアン・ローデ、ウカシュ・ピシュチェク、エリック・ドゥルムと多くの選手が負傷リスト入りし、まさに野戦病院と化している。
香川は左ウイングでの起用と予想されている。レアルとのゲームではこの攻撃的なこのポジションで積極的にゴール前に顔を出し、オーバメヤンの2点目のゴールをヒールパスで演出した。海外メディアではチームトップの採点で、「普段よりも前のポジションで出場し、日本人はベルナベウ(レアルの本拠地)で輝いた」と絶賛されるほどだった。
ドルトムントはリーグ戦8試合ぶりの勝利を目指している。香川はチームを泥沼から救い出すパフォーマンスを見せることができるだろうか。
【了】
フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web
ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images