パチューカ本田は「重要な選手」 同僚と対戦チーム監督がキープレーヤーに“同時選出”
前日会見で同僚のエルナンデスは本田を称賛「豊富な経験を伝えてくれている」
FW本田圭佑が所属するパチューカ(メキシコ)は、9日に行われるクラブワールドカップ(W杯)準々決勝でアフリカ王者ウィダード・カサブランカ(モロッコ)と対戦する。前日の記者会見では、両チームから「HONDA」の名前が挙がった。
パチューカのメキシコ代表MFホルヘ・エルナンデスは、チームにとって重要なプレーヤーは誰かという質問に対して、「ホンダだ」と答えた。
「ホンダは日本人選手としてやってきたが、チームにとってとても重要な選手だ。日本代表としてもプレーしてきて経験豊富。僕らは若い選手が多いチームが、彼はその経験を伝えてくれている」
本田は今夏、セリエAの名門ACミラン(イタリア)からパチューカへ移籍。いわゆる新加入だが、ワールドカップ(W杯)にも2度出場している“ベテラン”が与える影響は、ピッチ内だけにとどまらないとエルナンデスは話す。
また、ディエゴ・アロンソ監督は「モチベーションは最高潮にある。6チームの中でファイナルを目指す最初の戦いだ。カサブランカのスピードあるカウンター攻撃に注意し、スペースを与えないようにしたい」と試合に向けて意気込んだ。
page1 page2