アジア王者浦和、UAEで開催国以上の人気 大会スタッフが証言「浦和と鹿島は有名」
メイン会場スタッフがUAEのサッカー事情を告白「JリーグやKリーグを見る人が多い」
アジア王者浦和レッズは、9日にFIFAクラブワールドカップ(W杯)準々決勝で開催国代表アルジャジーラ(UAE)と対戦する。大会スタッフのアリ氏は「UAEでは浦和と鹿島は有名だよ」と話し、日本のJクラブが中東の地でも高い知名度を誇っていることを証言した。
浦和の初戦や決勝、3位決定戦は、今大会のメインスタジアムとなるザイード・スポーツ・シティで開催される。その会場でスタッフを務めるアリ氏は、「UAEでは自分たちのリーグよりJリーグやKリーグの方が人気がある」と説明。欧州に続いては日本や韓国も人気があり、逆に自国UAEを含めた中東リーグへの関心度は低いという。
「自分たちの国や中東のリーグは、あまり見る人がいないんだ。ヨーロッパはもちろんだけど、アジアだったらJリーグやKリーグを見る人が多い。日本だと浦和と鹿島は有名だよ。鹿島は去年活躍したし、浦和はこの大会の最初に3位になったチームだからだと思う」
浦和は10年前の2007年にAFCチャンピオンズリーグ(ACL)を制してアジア王者に輝き、クラブW杯でも3位入賞。当時に与えたインパクトは今でも残っているようだ。
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