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日本の“ガラスの天才”が復帰へ本格始動 ボールを蹴るリハビリ映像公開「良い感触!」
6月に右足前十字じん帯断裂の大怪我、インスタグラムに動画をアップして思いを綴る
ドイツ2部のザンクトパウリに所属する元日本代表FW宮市亮は6月に右足前十字じん帯断裂の大怪我を負って戦線から離脱したが、手術から5カ月を経てボールを蹴るなど復帰へ向けて本格始動したようだ。宮市は8日に自身の公式インスタグラムでリハビリ映像を公開し、「久しぶりにボールを蹴りましたが良い感触でした」と思いを綴っている。
宮市はアーセナルのアーセン・ベンゲル監督から才能を高く評価されるなど、若きスピードスターとして注目を集めていた。2010年12月に中京大中京高校からアーセナルと5年契約。就労ビザの条件を満たしていなかったため、オランダ1部フェイエノールトに期限付き移籍し、18歳1カ月23日で当時日本人最年少となる欧州主要リーグでのデビューを果たした。
その後はアーセナル復帰を経て、ボルトンやウィガンでプレー。2013-14シーズンに再びアーセナル復帰を果たすも芽が出ず、オランダのトゥベンテを経由して、2015-16シーズンからザンクトパウリに所属している。
世界的にも通用する圧倒的なスピードを武器としてきたが、キャリアでは度重なる負傷に悩まされ本領を発揮できないシーズンが続いた。ザンクトパウリ加入直後には左ひざの前十字じん帯を損傷し、今年6月のトレーニング中に今度は右膝の前十字じん帯を痛めるなど不運に見舞われている。