「過信しすぎてはいけない」 コロンビア監督、W杯へ「簡単なグループ」論調を一喝
ペケルマン監督は過剰な自信に警鐘 「W杯が開幕すればゼロからのスタート」
日本代表は来年6月に開催されるロシア・ワールドカップ(W杯)グループリーグ初戦(19日)で、コロンビア代表と対戦する。2014年のブラジル大会で1-4と惨敗を喫した因縁の相手だが、ホセ・ペケルマン監督は地元メディアの「簡単なグループに入った」という楽観論を一喝したという。コロンビアメディア「HSBノティシアス」が報じた。
ロシアW杯のグループリーグH組は、第1ポットからFIFAランク7位のポーランド、第2ポットから同13位のコロンビア、第3ポットから同23位のセネガル、第4ポッドから同55位の日本が同居することになった。
コロンビアは司令塔のMFハメス・ロドリゲス(バイエルン)、点取り屋のFWラダメル・ファルカオ(モナコ)ら充実したタレントを誇る南米の強豪だ。順当に行けば、グループ首位通過の最有力候補に見えるが、「あなたは文句はないはずだ。コロンビアは簡単なグループに入った」と地元メディアからこう言葉を投げかけられたペケルマン監督は、この楽観論を一喝した。
「W杯が開幕すればゼロからのスタートだ。我々はバランスのとれたグループに入っている。自分たちを過信しすぎてはいけない。このグループを余裕と我々が考えているとすれば、すでにとんでもない第一歩を踏み出したことになる」
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