「憲剛おじいちゃんおめでとう~」 日本代表GK川島、古巣・川崎の初優勝で戦友を祝福
「ベッドから飛び上がるほど嬉しかった」と川島、メスの現状を自虐的に語って古巣称賛
川崎フロンターレは、2日のJ1最終節・大宮アルディージャに5-0で勝利し、勝ち点で並んだ鹿島アントラーズを得失点差で上回り悲願の初優勝を成し遂げた。インテルの日本代表DF長友佑都をはじめ、多くの現役選手がコメントを寄せているなか、メスの日本代表GK川島永嗣も7日に自身の公式インスタグラムを更新。動画付きで祝福メッセージを送っている。
川崎がホームで大宮アルディージャに5-0と快勝した一方、第33節まで首位に立っていた鹿島アントラーズが敵地でジュビロ磐田に0-0ドロー。川崎と鹿島が勝ち点72で並び、得失点差で上回った川崎が大逆転でJ1リーグ初優勝を飾り、クラブ史上初となる主要タイトルを獲得した。
2007年から2010年7月まで川崎に在籍していた川島は、古巣の偉業についてインスタグラムで言及。「フロンターレ初優勝!! ようやくこの時が来た!! フロンターレに関わる全ての方々、本当に本当におめでとうございます!」とコメントを添えている。
また川崎だけでなく、代表チームでも共闘したMF中村憲剛に対して、「憲剛おじいちゃんおめでとう~!」と称えている。とはいえ、やはり試合を現場で見たかったという思いも強かったようで、「等々力で生で優勝見たかった(涙)」と思いを綴った。
公開した祝福メッセージ動画では、「土曜日の朝ニュースを聞いて、ベッドから飛び上がるほど嬉しかった。何度も優勝できるクラブになっていくことを願っています」と語った一方、「僕は優勝とは全く真逆の順位にいますが……僕も頑張りたいと思います」とリーグ最下位に沈むメスの現状を引き合いに出し、自虐的に川崎の偉業を称賛した。
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フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web
ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images