まるでマジック!? レアルMFイスコの華麗な“回転式アシスト”に海外騒然「天才か?」
CLグループステージ第6節ドルトムント戦でマジョラルの先制弾を演出
レアル・マドリードは現地時間6日に行われたUEFAチャンピオンズリーグ(CL)グループステージ最終戦のドルトムント戦に3-2で勝利し、グループH・2位通過で決勝トーナメント進出を果たした。この一戦では、ポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウドが史上初となるグループステージ全6試合で得点を挙げる快挙を成し遂げたが、先制点を演出したのはスペイン代表MFイスコだった。海外メディアも動画付きで「イスコは天才か?」と称えている。
試合が動いたのは前半8分。左サイドでボールを持ったロナウドのカットインに合わせてペナルティーエリア内に侵入し、ゴール中央でパスを受ける。ロナウドからのパスがやや左にずれてしまったが、イスコは回転しながらこれを左足でなでるように触ってわずかにコースを変更。ドルトムント主将のドイツ代表DFマルセル・シュメルツァー、ポルトガル代表DFラファエル・ゲレイロを自身に引きつけ、ファーサイドに控えていたFWボルハ・マジョラルにフリーでボールを持たせ、先制点につなげた。
カタール資本の衛星放送局「beIN SPORTS」は、公式ツイッターに動画付きで「イスコは天才か? 気品のあるパスだ!」と称賛コメントを投稿。仏紙「レキップ」も「イスコの壮大なパスからドルトムントに対して得点の道を切り開いた」と報じ、英スポーツメディア「スポーツ・バイブル」は「もしあなたが輝かしいアシストを望むなら、レアル・マドリードのMFイスコがその男だ」と伝えた。
SNS上ではファンからも「イスコはマジックそのもの」「マジカルアシストだ」と絶賛された25歳の天才ファンタジスタ。レアルは13日から各大陸王者が集うFIFAクラブワールドカップに参戦することが決まっており、世界の舞台でもイスコの美技が炸裂するか注目だ。
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フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web
ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images