アーセナルがリバプールに4発圧勝でリーグ7連勝 マンC抜き暫定2位浮上

 

怒涛の7連勝、サンチェスが今季公式戦20得点目、ジルーも6戦連発

 

 アーセナルが4日、ホームのリバプール戦でチリ代表FWアレクシス・サンチェスの今季公式戦20得点目となる圧巻のゴールなどで4-1で完勝。リーグ戦怒涛の7連勝で勝ち点を63に伸ばし、マンチェスター・シティを抜いて暫定2位に浮上している。

 リバプール優勢で迎えた前半37分、意外な男が試合を動かした。アーセナルのスペイン代表のU-19DFエクトル・ベジェリンがエリア内に侵入すると、巧みなステップワークから左足でカーブをかけてフィニッシュ。強烈な先制弾を叩き込むと、ガナーズが目覚める。

 前半40分にはドイツ代表MFメスト・エジルが約21メートルのFKのチャンスで、左足でゴール左隅に追加点を突き刺した。同45分にはウェールズ代表MFアーロン・ラムジーの縦パスを受けたサンチェスが華麗なステップでDFをかわすと右足を一閃。鮮やかな無回転シュートがゴールに突き刺さった。わずか8分間で怒涛の3得点。アーセナルの公式ツイッターは「おめでとう、アレクシス! 今季ガナーズで公式戦43試合で20得点」と速報した。

 後半3分、アーセナルにトラブル発生。フランス代表DFローラン・コシエルニーが股関節周辺の故障の疑いで、DFガブリエルと途中交代するアクシデントに見舞われた。

 同25分にはリバプールが反撃。イングランド代表FWラヒーム・スターリングがエリア内でベジェリンに倒されてPKを獲得。これをイングランド代表MFジョーダン・ヘンダーソンが落ち着いて沈め、一矢を報いた。

 だが、アーセナルは後半アディショナルタイムに、フランス代表FWオリビエ・ジルーがリーグ6戦連発となるゴールを左足のミドルシュートで決めて、圧勝劇を締めくくった。

 2015年の公式戦通算15勝3敗と圧倒的な強さを誇るアーセナルは2試合消化の少ない首位チェルシーまで勝ち点4差に迫っている。一方、暫定5位のリバプールは欧州CL出場権の4位進出に向けて痛恨の連敗となった。

【了】

サッカーマガジンゾーンウェブ編集部●文 text by Soccer Magazine ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

 

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