ドルトムント香川、CLレアル戦でゴールをお膳立て 好機でシュート外し2-3惜敗
オーバメヤンの一列下のポジションで香川は先発、後半にフリックでゴールに関与
UEFAチャンピオンズリーグ(CL)グループステージ最終戦が行われ、ドルトムントMF香川真司はレアル・マドリード戦に先発出場。一時は同点となるゴールをお膳立てするなど存在感を発揮して後半アディショナルタイムまでプレーした。なお試合は撃ち合いの末、3-2でレアルが勝利した。
すでにグループステージ敗退が決まっているドルトムントだが、香川はこの日FWピエール・エメリク=オーバメヤンの一列下のポジションに入った。
試合は序盤、レアルペースとなる。前半8分にクリスティアーノ・ロナウドのカットインからのラストパスをMFイスコがターンしようと試みたところ、こぼれたボールをFWボルハ・マジョラルが蹴り込んで先制点を挙げると、その4分後にはFWクリスティアーノ・ロナウドがワンステップでゴール右隅に蹴り込み、グループステージ6戦連続ゴールとなる追加点を挙げた。
いきなり苦しい立場に立たされたドルトムントだが、気を吐いたのは香川とオーバメヤンだった。MFプリシッチのラストパスに反応した香川がフィニッシュまで持ち込みリズムを取り戻すと、同43分にシュメルツァーのアーリークロスにダイビングヘッドで合わせて追撃のゴールを奪うと、後半6分にはトップ下に入った香川が縦パスをフリック。これをフリーで受けたオーバメヤンが一度はシュートを止められたものの、こぼれ球を詰めてこの日2点目をゲット。スコアを振り出しに戻した。
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