8カ月ぶり代表復帰の清武、練習中の接触で脳震とうの疑い 精密検査のため病院へ
今季負傷に泣く司令塔を襲ったアクシデント
ハリルジャパンの“ガラスの司令塔”が、再び不運に見舞われた。日本代表は6日、都内で9日のE-1選手権初戦の北朝鮮戦に向けた練習を行っていたが、セレッソ大阪MF清武弘嗣がゲーム形式のトレーニング中に接触プレーで頭部に打撃を受けるアクシデントで、病院直行を余儀なくされた。
清武は練習中の接触で頭部に打撃を受け、精密検査を受けるために病院へ向かった。代表関係者は「脳震とうの疑い」と説明しており、結果次第では足首などの負傷で途中離脱を余儀なくされたセレッソ大阪FW杉本健勇に続く、二人目の離脱者となる可能性もある。
今季セビージャから古巣に復帰した清武は、6月25日のベガルタ仙台戦で左太もも裏の肉離れで3カ月間離脱。これが今季4度目の負傷による離脱で、キャリアを通じて怪我に苦しめられた司令塔にとっては厳しいシーズンとなっていた。
セットプレーで正確無比なキックを誇る実力者は、3月のワールドカップ・アジア最終予選以来、8カ月ぶりの代表復帰を果たしたばかりだった。
【了】
フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web
ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images
page 1/1