闘莉王が日本のW杯組分けを分析 H組最強コロンビアに「前回ほどの強さはない」
W杯の初戦は「絶対に負けてはいけない」
そのなかで、グループH最大の敵はコロンビアだという。
「一番強いのはコロンビアでしょう。決勝トーナメント進出を考えると、初戦は絶対に負けてはいけない。前回のW杯で悔しい形で負けたコロンビアが相手になる。でも、南米予選を見れば正直、前回大会ほどの強さ、勢いというものはないと思う。前回はハメスも絶好調だった。(準々決勝では)ブラジルが負けそうになるぐらいだった。でも、今ではブラジルには敵わない。勢いが減った変わりに、チームとして円熟味が増したところはあるかもしれない」
南米予選をテレビでチェックすることもあった闘将は、こう分析した。前回大会で史上最高のベスト8入りを果たしたコロンビア代表は、当時モナコのMFハメス・ロドリゲスが6ゴール2アシストの大活躍。8強ではホスト国のブラジルを追い詰めながらも、1-2と惜敗した。
前回大会の南米予選は2位で勝ち上がったコロンビアだが、今大会は自動出場権獲得ギリギリとなる4位での勝ち抜けとなった。グループH最強の座は揺るがないが、前回大会ほどの強さはないという。
一方、闘莉王の祖国ブラジルは2002年日韓W杯以来の優勝を狙うが、抽選結果には誰もが冷静さを保っているという。