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「今までで最高のパスの一つ」 独代表DFフンメルスも絶賛、ブンデス公式が動画公開
ヴォルフスブルクMFマッリ、ボルシアMG戦で華麗なパスからアシスト
かつてドルトムントでMF香川真司と共闘したバイエルンのドイツ代表DFマッツ・フンメルスは、ライバルクラブの選手が見せた超絶プレーに感心して自身のSNSで「今まで見たなかで最高のパスの一つ」と反応。それを受けて、ブンデスリーガ公式YouTubeチャンネルでは「バイエルンのマッツ・フンメルスがマッリのアシストに感銘」とのタイトルで動画を公開。フンメルスが衝撃を受けたパスを紹介している。
フンメルスが言及した試合は、12月3日のリーグ第14節、ヴォルフスブルク対ボルシアMG戦だ。ホームのヴォルフスブルクが1-0とリードして迎えた前半25分に、その場面は訪れた。中盤でボールを持ったヴォルフスブルクMFダニエル・ディダヴィが中央突破を図ろうと、相手エリア前のMFユヌス・マッリへ縦パス。ここでトルコ代表のマッリが魅せた。
パスを受ける前に首を振って周囲の状況を確認していたマッリは、トラップすると背後からボール奪取を狙う相手を体でブロック。巧みにボールをコントロールして時間を作り出すと、その間にパスを出したディダヴィが全力疾走でゴール前へ走り込む。だが、ボルシアMGの最終ライン4人は中央にぐっと絞り、ラインが整った状態で対峙した。
それでもディダヴィは相手DF間を走り抜けると、マッリはやや右足でボールの下を軽く蹴って浮かすと、走り込んだディダヴィのスピードを全く殺すことなく、一寸の狂いもない完璧なパスを供給。まさに点で合わせたパスを受けたディダヴィは、相手GKの前でボールを触ってゴールを陥れた。