柴崎と乾の“日本人対決”はお預け? ヘタフェ監督が復帰に慎重とスペイン紙報道
今月中の復帰が確実視される柴崎 9日のエイバル戦出場は不透明な状況
ヘタフェに所属するMF柴崎岳は、左足甲の骨折から順調に回復を果たし、今月中の復帰が確実視されている。今週末の9日には日本代表MF乾貴士を擁するエイバルとのリーガ・エスパニョーラ第15節の一戦が控えているが、スペインの最大手紙「マルカ」はこの試合での出場は“五分五分”だと伝えている。
柴崎は9月16日のリーガ第4節バルセロナ戦で左足スーパーボレーを決めながらも、後半途中に負傷して戦線離脱。すでに2カ月以上にわたる戦線離脱となっているが、地道なリハビリを経て先月末からクラブの全体トレーニングに復帰している。
現時点で戦列復帰へ向けた最終段階に入っていることもあり、同紙は「エイバル戦に間に合う可能性がある」、「戦える状態にあれば今回の招集メンバーに加わる可能性がある」ともしている。
ただその一方で、チームを率いるホセ・ボルダラス監督とコーチングスタッフはクリスマス前までに100%の状態での復帰を設定している模様で、エイバル戦での早期復帰については焦らない方針を取っているのだという。
これまでリーガ・エスパニョーラ1部にはFW大久保嘉人(マジョルカ/現・FC東京)、MF中村俊輔(エスパニョール/現・ジュビロ磐田)、MF家長昭博(マジョルカ/現・川崎フロンターレ)らが所属した経験があるものの、対戦する2チームに所属する日本人選手がともにピッチに立ったことはない。スペイン1部で初の日本人対決が実現するか注目が集まるところだが、ボルダラス監督としては柴崎のコンディションを見極めた上での決断になりそうだ。
【了】
フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web
ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images
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