世界に感銘与えたJリーグ3クラブを称賛 AFC特集「クラブW杯で躍進のアジア勢4選」
色褪せないJクラブの偉業「ついに…」
そして昨年の鹿島アントラーズは、「ついにアジアのチームが決勝に到達した」という躍進が評価された。オセアニア王者、アフリカ王者、南米王者を撃破した鹿島は、決勝で欧州王者レアル・マドリード(スペイン)と対戦。MF柴崎岳(現ヘタフェ)の2ゴールもあり「レアルを2-1まで追い詰めた戦いは世界に感銘を与えた。最終的にクリスティアーノ・ロナウドにハットトリックされて延長で敗れたが、鹿島の偉業を色褪せさせるものではない」と絶賛した。
アジア王者の浦和はJリーグ勢としては9年ぶりにクラブW杯に臨むが、日本開催ではない本大会にJリーグチームが出場するのは初となる。これまでの成績には、ホーム開催の恩恵という部分もゼロでないだけに、浦和のプレーはJリーグ勢としての真価が問われることになる。10年前に3位に輝きアジアから世界に飛び出した浦和は、今大会で日本サッカー、アジアサッカーの期待に応えるプレーと成績を世界にアピールすることができるだろうか。
【了】
フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web
ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images
page1 page2