“ブンデス最強FW”がW杯で日本と激突! 香川とも競演したドルトムント時代の全ゴール動画公開
ドルト時代の多彩なゴールシーンを収録
そんな猛威を振るったドルトムント時代の全74ゴールを、ブンデスリーガ公式YouTubeチャンネルが特集。香川を通して当時のチームを見ていた日本人ファンにとっても懐かしいユニフォーム姿で、約6分の間に次々とゴールが刻まれていく。
ブンデスリーガ初ゴールを決めたのは10-11シーズン第4節、香川が伝説の2ゴールを叩き込んだシャルケとの“レヴィア・ダービー”だった。2-0で迎えた後半41分に、CKからヘディングシュートを叩き込んだ。
レバンドフスキのゴールは実に多彩だ。身長185センチの高い打点のヘディングシュートはもちろん、左右両足を使いこなし、エリア内でボールを足もとに受けてからの反転シュートもあれば、ドリブルで抜け出してGKとの1対1を制すもの、エリア内での巧みなポジショニングによってこぼれ球を押し込むものもある。映像でも19ゴール目では、左サイドを香川が抜け出した瞬間に相手最終ラインの背後を取り、折り返しを難なく決めている。
GKを嘲笑うようなループシュートやアウトサイドで合わせる技巧技、狭いエリアで体を捻りながらボレーで叩き込むなど、豪快かつ繊細――。そして最後の74ゴール目で叩き込んだFKの精度も近年磨きがかかっている。進化し続けるポーランドのゴールマシンを、ハリルジャパンは抑えることができるのか。世界屈指の、厄介極まりない相手であることは間違いない。
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フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web
ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images