“ブンデス最強FW”がW杯で日本と激突! 香川とも競演したドルトムント時代の全ゴール動画公開
ブンデスリーガ公式YouTubeチャンネルでレバンドフスキを特集
来夏のロシア・ワールドカップ(W杯)に6大会連続で出場する日本代表は、現地時間1日に行われた組み合わせ抽選会でグループHに入り、コロンビア、セネガル、ポーランドの3カ国と対戦することになった。全8グループで唯一、W杯優勝経験国が不在となる組になったが、FIFAランクでは日本の55位に対してポーランドが7位、コロンビア13位、セネガル23位と難敵揃いであることに変わりはない。
すでに各国メディアでグループHの分析が進められているが、個人レベルで注目のタレントとして、コロンビア代表のMFハメス・ロドリゲス(バイエルン)やFWラダメル・ファルカオ(モナコ)、セネガル代表のFWサディオ・マネ(リバプール)とともに必ずと言っていいほど名前が挙がるのが、ポーランド代表の絶対的エース、FWロベルト・レバンドフスキ(バイエルン)だ。
抽選会後に日本代表を率いるバヒド・ハリルホジッチ監督も、ポーランドを「レバンドフスキというストライカーがいる別のサッカーを持っているチーム」と評したように、その存在感は群を抜く。今回のW杯欧州予選では3度のハットトリックを含む16ゴールを決めて同予選の新記録を樹立。ポーランド代表史上でも、歴代最多となる51ゴールを奪っている。
クラブシーンでも毎シーズンのように得点を量産しており、今季も14試合14ゴールで得点ランキング首位を快走。自身3度目となるブンデスリーガ得点王獲得に期待がかかるが、現在29歳の希代のゴールマシンがその名を世界に轟かせたのは、2010年夏に加入したドルトムント時代だった。
MF香川真司と同じタイミングで母国ポーランドからドイツに渡ったレバンドフスキは、当時のユルゲン・クロップ監督の下で類稀な才能に磨きをかけ、在籍4シーズンでリーグ通算74ゴール。2013-14シーズンには初の得点王を獲得している。