風呂桶から一転… 初Vの川崎が「本物シャーレ」で歓喜 中村が“解散式写真”を公開
優勝セレモニーで川崎の選手らが掲げたのは、代用品の風呂桶
J1リーグは2日に最終節を終え、川崎フロンターレが逆転優勝を飾り、悲願の主要初タイトルを獲得した。鹿島アントラーズを得失点差で上回った僅差での逆転Vとなったが、一夜明けた3日にようやく“本物”のシャーレを掲げたようだ。元日本代表MF中村憲剛が自身の公式ツイッターに写真を投稿し、その様子を伝えている。
最終節前の時点で、1位鹿島は勝ち点71(得失点差+22)、2位川崎は勝ち点69(得失点差+34)。勝ち点差2で川崎が追走するなか、川崎がホームで大宮アルディージャに5-0と快勝し、鹿島アントラーズは敵地でジュビロ磐田と0-0ドロー。勝ち点72で並び、得失点差で鹿島を上回った川崎がJ1リーグ初優勝を果たした。
試合後の優勝セレモニーでは、本物のシャーレが首位・鹿島の試合会場にあったため、Jリーグ側からはシャーレの写真が貼られたボードを授与された川崎。本物の代わりに中村らが掲げたのが“風呂桶”だった。川崎と言えば、様々な取り組みで知られているが、その一つが川崎浴場組合連合会とコラボした銭湯利用促進キャンペーン「いっしょにおフロんた~れ」。そうした関係もあり、シャーレの代用品として風呂桶が掲げられた。
そして優勝翌日に、ようやく本物のシャーレが届いたようだ。中村は3日に公式ツイッターを更新。チーム全員で喜ぶ様子や、中村が一人でシャーレを天高く掲げる写真など計4点をアップした。