香川、チーム2位タイ高評価「クリエイティブな閃き」 “10点満点”のヒーローは…

香川は敵地レバークーゼン戦で前半44分から途中出場

 ドルトムントのMF香川真司は現地時間2日の敵地レバークーゼン戦(1-1)に前半44分から途中出場。得点にこそ絡めなかったものの、海外メディアの評価では「クリエイティブな閃き」、「攻撃を元気づけた」と高い評価を受けている。

 香川は0-1で迎えた前半44分、足首を踏まれて負傷したMFゴンサロ・カストロに代わって出場。出場直後に左サイドから切れ込んでシュートを放つなど積極的なプレーを見せた。

 前半は攻め込まれていたドルトムントだがレバークーゼンが退場者を出したこともあって中盤にスペースができた。香川はそのスペースを生かし、正確なドリブルとパスで攻撃にリズムを与えた。

 米スポーツ専門テレビ局「ESPN」の選手採点で香川はチーム2位タイの6点を獲得。「この日本代表はカストロの代わりに投入されると、そのクリエイティブな閃きでドルトムントの攻撃を元気づけた」と香川投入が反撃の契機につながったとしている。

 ドルトムントは後半29分に左サイドから攻め込み、途中出場のFWアンドレ・シュールレのラストパスをFWアンドリー・ヤルモレンコが右足で決めて同点に追いついた。得点に絡んだこの二人と三人目のカードで投入されたMFマフムード・ダフートも香川と並ぶ6点評価だった。

 この日のドルトムントのヒーローはスイス代表GKロマン・ビュルキだ。「マスタークラスのプレーで批判を黙らせた。6回の決定的なセーブ」と孤軍奮闘の見せた守護神には10点満点が与えられた。

【了】

フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

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