川崎初V「夢じゃなかった」の一言に… 中村憲剛が反応「俺も全く同じこと思ったわ」
悲願のJ1リーグ初優勝から一夜明け、あるツイートに中村がすぐさまメッセージ
J1リーグは2日に最終節を終え、川崎フロンターレが逆転優勝を飾り、悲願の主要初タイトルを獲得した。鹿島アントラーズを得失点差で上回った僅差での逆転Vに海外メディアからも称賛の声が上がったなか、優勝から一夜明けて「夢じゃなかった」というあるツイートに川崎のMF中村憲剛が反応。「俺も全く同じこと思ったわ」とSNS上でやり取りを見せている。
まさに土壇場でつかんだ栄冠だった。最終節前の時点で、1位鹿島は勝ち点71(得失点差+22)、2位川崎は勝ち点69(得失点差+34)。勝ち点差2で川崎が追走するなか、川崎がホームで大宮アルディージャに5-0と快勝し、鹿島アントラーズは敵地でジュビロ磐田と0-0ドロー。勝ち点72で並び、得失点差で鹿島を上回った川崎が大逆転でJ1リーグ初優勝を果たした。
その快挙から一夜明け、「朝起きたら…夢じゃなかった。わーい、わーい、わーい(僕、顔大きいな)」とツイッターでつぶやいたのは、川崎の公式マスコットである“ふろん太”だ。公式ツイッターアカウントを持ち、これまで気の利いた一言でファンを楽しませてきたが、中村との2ショット写真とともに優勝を喜んだ。
このツイートにすぐさま反応したのが中村だった。「俺も全く同じこと思ったわ。笑」とふろん太に同意。さらに「夢じゃなかった…涙」と続け、長年ともに戦い続けた戦友に対して「優勝おめでとう、ふろん太」とメッセージを送った。最後は「(顔は大きいよね、うん)」と冗談で締めているのが、なんとも中村らしいところだ。
最終節までもつれ込んだ末に生まれたドラマ。「夢じゃなかった」という川崎の優勝の余韻を、多くの人も同じように楽しんでいるに違いない。
【了】
フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web
ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images