W杯優勝確率を分析、日本が驚きの高評価 “サッカーの母国超え”で堂々のトップ10入り

データ分析会社が算出、1位はブラジル、ハリルジャパンはコロンビアに続き10位に

 日本代表は来年6月のロシア・ワールドカップ(W杯)本大会でポーランド、コロンビア、セネガルとグループHで対戦することが決まった。参加32カ国が8組に分かれるなか、W杯優勝経験国が唯一不在のグループに入った日本は、4チームで最低のFIFAランク55位とあって、対戦国からの評価は芳しくない。だが、データ分析会社「opta」では抽選結果を受けて各国のW杯優勝の可能性を分析。ハリルジャパンはサッカーの母国を凌ぎ、意外にもトップ10に選出されている。

 データ解析の世界的大手「opta」が独自のアルゴリズムでW杯優勝確率を算出した。優勝する可能性が最も高いのは、FWネイマール(パリ・サンジェルマン)を擁するブラジル代表で、14.2%という高い確率を叩き出している。

 前回ブラジル大会覇者ドイツは2位で11.4%。前回準優勝ながらも南米予選では不振で監督交代が起こるなど苦しみ抜いたアルゼンチンは10.9%で3位、フランスが10.5%で4位、スペインが9.3%で5位となった。この5チームが優勝候補という位置付けになっている。

 だが、優勝候補トップ5から下に目を移すと、日本も衝撃の高評価を受けている。

 6位のタレント軍団ベルギーの3.8%から大幅に確率は下がっているが、昨年の欧州選手権王者ポルトガル(3.3%)、8位南米の雄ウルグアイ(3%)、9位で日本と同組のコロンビア(2.5%)に続き、日本代表が2%で堂々の優勝確率トップ10入りを果たしている。

 

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